鶏びあ
鶏肉と美容の関係
鶏肉はさまざまな料理に使用することができ、かつ安価なことから、日本の食卓には欠かせない食材となっています。鶏肉は美味しいだけでなく、美容効果に適した栄養素も多く含まれています。
今回は、鶏肉と美容の関係について、あらゆる角度から解説していきたいと思います。
美容効果が期待できる鶏肉の栄養素3選
鶏肉に含まれる、美容効果につながる栄養素をご紹介します。代表的なものには、以下が挙げられます。
・タンパク質
・コラーゲン
・ビタミン
タンパク質
タンパク質は多くのアミノ酸が結合して作られており、水分を除いた人間の身体のおよそ半分を占めていると言われている重要な栄養素です。筋肉や臓器以外にも、肌や爪、髪の毛といったあらゆる部分を構成しています。肌の潤いやハリ、弾力を保つと言われているコラーゲンもタンパク質の一種です。
鶏肉は9種類の必須アミノ酸がバランス良く含まれている、アミノ酸スコア100の質の良いタンパク質を含んだ食材です。
コラーゲン
コラーゲンは、皮膚や腱、軟骨などを構成する繊維状のタンパク質で、人間のタンパク質全体のおよそ30%を占めています。
コラーゲンは、肌の弾力を保ったり、真皮からの栄養を表皮に送ったりする働きを持っているため、摂取することで肌トラブルの予防に役立つと言われています。
鶏肉は、特に手羽(手羽先・手羽中・手羽元)に多くのコラーゲンが含まれています。
ビタミン
鶏肉には、いろいろなビタミン類が含まれています。
具体的には、皮膚や粘膜を守り、目の正常な機能の維持に役立つビタミンA、血液の凝固作用や骨形成を助けるビタミンK、タンパク質からのエネルギー生成を補助するビタミンB6、細胞の酸化を防ぐビタミンEなどです。
ビタミンAは脂溶性ビタミンの1つですので、皮に多く含まれています。皮を取り除くと含有量が減ってしまいますので注意して下さい。
参考:日本食品標準成分表 肉類
部位ごとに見る鶏肉の栄養素
鶏肉にはあらゆる栄養素が含まれていますが、部位によって豊富な栄養素は微妙に異なります。
部位ごとの栄養素を知っていれば、日々の調理にも役立つため、ここからは鶏肉の部位ごとに多く含まれる栄養素について見ていきましょう。
自身が求める効果を得たいという方は、ぜひ参考にしてください。
もも肉
もも肉は、むね肉やささみに比べると少しタンパク質が少なめですが、ジューシーでコクがあり、ビタミンB群が含まれています。
また、骨を丈夫にしてくれるビタミンKの含有量が多いのも特徴です。
むね肉
むね肉は、あっさりとした味わいが特徴の高タンパク低脂肪の部位であり、抗酸化作用や疲労回復効果があると言われるイミダペプチド、快眠効果が期待できるトリプトファンなどの栄養素が含まれています。
ささみ
ささみは、鶏肉の部位の中でもっともタンパク質が豊富です。
また、タンパク質の分解を助けたり、免疫機能の働きを正常に保つ効果を持つビタミンB6も豊富に含まれています。
せせり
せせりは、一羽からわずかしか取れない鶏の希少部位であり、首の周りにある肉です。
旨味が強く、弾力のある食感が特徴で、皮膚や粘膜の健康維持をサポートすると言われるビタミンB群、ナイアシンなどが含まれています。
ぼんじり
ぼんじりは、鶏の尾骨周りの肉であり、鶏肉の中で特に脂の乗った部位です。
脂質が多く、美肌効果が期待されるコラーゲンなどが含まれています。
手羽
手羽には手羽先、手羽中、手羽元という部位がありますが、これらはいずれもコラーゲンを多く含んでいます。
タンパク質はやや少なめですが、皮膚の健康を維持するビタミンAが、むね肉やもも肉より多いのも特徴です。
鶏肉とあわせて食べるのがおすすめの食材
ここからは、鶏肉とあわせて食べることで、美容効果をさらに高めることのできる食材をいくつか紹介します。
アスパラ
鶏肉の美容効果は前述の通りですが、こちらをアスパラとあわせて食べることで、さらにその効果は高まります。
アスパラに含まれるβカロテンは、体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を健康に保つ他、目の機能を正常に保つ効果があります。
また、ビタミンCには、酸化防止作用やコラーゲンの合成をサポートしたりする効果もあり、アスパラは健康的な肌には欠かせない食材だと言えます。
ちなみに、鶏肉とアスパラをあわせて調理する際は、鶏もも肉とアスパラを醤油、砂糖、酒、みりんで味付けし、サッと炒めて食べるのがおすすめです。
ほうれん草
ほうれん草は、βカロテンやビタミンC、ビタミンEが豊富に含まれていて、肌の老化防止効果が期待できます。
また、ほうれん草には体内に蓄積されたナトリウムを排泄し、塩分の摂り過ぎを調節するのに役立つカリウムや、食欲を抑えると言われるチラコイド、目の健康維持に効果があるとされるルテインなど、貴重な栄養素が摂れるのもほうれん草の特徴です。
ちなみに、鶏肉とほうれん草の組み合わせは、非常に多くの調理法に向いています。
例えば、シンプルに醤油ベースのタレで炒めたり、バター風味にしてキノコなどと炒めたりすれば、ご飯に合うおかずが完成しますし、クリーム煮やグラタンなどにしても美味しく食べることができます。
まとめ
ここまで、鶏肉と美容の関係について詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
鶏肉を積極的に摂取したいという方は、ぜひさんわのオンラインショップにアクセスしてみてください。こだわりを持って育てた名古屋コーチンのさまざまな部位を、さまざまな容量で販売しております。おいしさにも自信を持っておりますので、ぜひ一度お問い合わせください。
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