鶏びあ
美味しい名古屋コーチンの秘密
名古屋コーチンは、日本三大地鶏の1つに数えられる地鶏であり、全国的な知名度も非常に高いです。また、名古屋コーチンの特徴としては、なんといっても肉、卵ともに優れた味を持っていることが挙げられます。
今回は、そんな抜群の美味しさを誇る名古屋コーチンの秘密に迫っていきたいと思います。
名古屋コーチンの肉の見た目について
名古屋コーチンの肉は、その美味しさもさることながら、一般的なブロイラーとは見た目も違います。肉はキレイな赤みを帯びていて、特にもも肉は鮮やかな深紅色をしています。また、名古屋コーチンの特に雌の脂は黄色がかった色をしています。
名古屋コーチンの肉の味について
名古屋コーチンは日本三大地鶏の1つで、その肉が高級食材として取り扱われているように、味には定評があります。肉を食べたときの特徴として、弾力があり、よく締まっていて歯ごたえも十分に感じることができます。噛むたびに口の中でキュッキュッと音がする食感は、なかなか他の鶏では味わえませんし、脂肪はとても良い香りをしています。また、コクのある旨みがあり、昔ながらの“かしわ肉”の味わいが楽しめます。かしわ肉とは、現在日本で広く流通しているブロイラーが登場する前に、日本で食べられていた茶褐色の在来種の鶏を「かしわ」と呼んだことに由来しています。日本において獣食肉全般がタブーとされていた時代に、それでも肉を食べたかった人々が、さまざまな肉に隠語を付け、ひっそりと食べていたと言われています。
名古屋コーチンの卵の見た目について
名古屋コーチンは卵肉兼用種であるため、肉だけでなく卵も非常に美味しく食べることができます。
まず、卵の見た目として特筆すべきなのは、その色です。通常の鶏卵は、白玉卵や赤玉卵と呼ばれるものであり、その名の通り白もしくは赤の見た目ですが、名古屋コーチンの卵は桜色の卵殻色をしています。中には、“桜吹雪”と呼ばれる白い斑点が付いているものもあります。サイズは一般的な卵よりも少し小ぶりですが、こちらは決して食べ応えがないというわけではありません。サイズが小さい分、卵全体に占める卵黄の比率が高く、生であっても加熱したものであっても、食べたときに高い満足度を得られます。
その他、卵を割って卵黄を取り出し、横から見たとき、通常の卵黄よりも盛り上がっているのも特徴です。
名古屋コーチンの卵の味について
名古屋コーチンの卵は、前述の通り通常よりも卵黄の比率が高いため、味が濃厚で、コクがあります。
名古屋コーチンの卵を使用した厚焼き玉子は形がしっかりしていて、歯ごたえのある食感を味わえますし、ゆで卵にすると、通常のゆで卵とは違うプリッとした噛み応えを体験することができます。最近では、親子丼やだし巻き卵、卵スープや煮卵など、名古屋コーチンの卵を使用した料理や商品も数が増えていて、濃厚な味をしていることから、プリンやカステラ、ケーキやアイスクリームといったお菓子類にも多く用いられています。
臭みが少ない、色鮮やか、素材の風味を引き立てるといった特徴のある卵は、スイーツ作りに向いているとされていますが、名古屋コーチンの卵はまさにぴったりです。
名古屋コーチンの肉の美味しい食べ方
名古屋コーチンの肉だけを美味しく食べるのであれば、以下のようなメニューがおすすめです。
・ひきずり鍋（とりすき）
・塩焼き
名古屋コーチンの肉は弾力が強いため、鍋にして食べると美味しさがとても引き立ちます
特に、愛知県の郷土料理であるひきずり鍋（とりすき）は、昔ながらのかしわ肉の味を楽しむにはおすすめです。できるだけ肉を薄めに切って入れるのがポイントで、野菜などの具材をたくさん入れることにより、さらに旨味を感じやすくなります。
また、シンプルに名古屋コーチンの味を堪能したいのであれば、やはり塩焼きは外せません。作り方としては、あらかじめ塩をまぶした名古屋コーチンの肉をオリーブオイルなどで焼く方法がおすすめで、弾力のある歯ごたえや旨味をじっくり感じられます。
名古屋コーチンの卵の美味しい食べ方
名古屋コーチンの卵を美味しく食べたい方に、おすすめのメニューはこちらです。
・親子丼
・ゆで卵
・茶碗蒸し
親子丼は、名古屋コーチンの卵の濃厚な味わいを存分に楽しめます。さんわで販売している「三和の純鶏名古屋コーチン親子丼」で作れば、ご自宅で鶏三和のお店のような親子丼が味わえます。卵が固まりすぎないように、半熟の状態で火を止めるのがポイントです。
ゆで卵は、卵本来の美味しさを味わえる上に、他の料理にも活用できるため、非常に便利です。
その他、卵の旨味を味わいたいのであれば、茶碗蒸しもおすすめです。名古屋コーチンの卵とだし汁、椎茸やニンジンなどの具材と、名古屋コーチンの肉をあわせて作ることで、クオリティの高い副菜が完成します。
もちろん、名古屋コーチンの卵は、前述の通りデザートにも適しているため、自宅でお菓子作りをする方は、休みの日の贅沢として、プリンやアイスクリームなどを作ってみるのも良いでしょう。
さんわの名古屋コーチンの特徴
地鶏は鶏の血統や育て方など、国によって基準が決められており、その基準を守ったものしか地鶏と呼ぶことはできません。三和の純鶏名古屋コーチンが美味しい地鶏になるのは、その基準を守ることはもちろんですが、より高い品質の鶏をお届けするため、さんわ独自の基準を定めているからです。さんわの名古屋コーチンは丁寧に、生産者の目の届く規模の農場で育てており、一般の鶏に比べると、約3倍の飼料と2.5倍の飼育期間がかかりますが、その手間ひまのおかげで、旨味の濃い、自慢の名古屋コーチンが育ちます。
品質管理にもこだわっており、衛生管理はもちろん、加工場内の温度管理まで徹底して実施しています。その他、加工品などの調理に関しても、美味しさがより際立つような工夫を凝らしています。一般的なブロイラーのように、調理をオートメーション化することなく、その道一筋の職人の手によって、鮮度や美味しさを損なわないよう、丹精込めて調理しているため、自信を持って皆さんにお届けすることができます。
まとめ
ここまで、日本を代表する地鶏の1つ、名古屋コーチンの美味しさの秘密に迫ってきましたが、いかがでしたでしょうか？
さんわがご提供する三和の純鶏名古屋コーチンの精肉、加工品、調味料と、ラインナップ豊富にそろえております。さまざまなお客様のニーズにお応えできるかと思いますので、ぜひ一度商品ページをチェックしてみてください。
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